リハビリに関する情報を
続々発信中!
NEWS
運動神経の種類と役割③
お役立ち情報2021.10.13
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
前回に引き続き「運動神経の内腹側系」についてお伝えいたします。
前回↓↓↓↓↓↓↓
運動神経の種類と役割②
〇腹内側系の続き
・青斑核脊髄路・・・橋の青斑核・青斑下核から下行する。脊髄の前節を支配し、両側性の投射で交叉は脊髄レベル。
→上下肢伸筋群の伸張反射を興奮させ、姿勢筋緊張を増強する。
→胸髄の交感神経前ニューロンに投射し、下肢を含む血管運動の調節をしている。そのため、この経路の活性化をすることで長期臥床による起立性低血圧の予防と改善が行える。
→外界からの感覚刺激による覚醒レベルが上がる際に、青斑核が興奮している。
・前皮質脊髄路・・・中心前回から内包を通り、交叉せずに脊髄の前索へ下行し、運動ニューロンに連絡する。
→体幹筋と上下肢の近位筋を両側性に支配し、体幹や上下肢の近位部を随意的から半随意的な制御に関与する。
・縫線核脊髄路・・・視床下部・前頭前野皮質・中脳などからの投射を受け、脊髄の前角細胞へ投射する。
→前頭前野や中脳などから投射を受けるため、個体の生命に関わる闘争や逃避に関与すると考えられている。そのため、観光地での美しい街並みを楽しむ反面、角から追いはぎが出てくるかもしれないことに無意識下でも用心しているような場合、楽しさと不安感が入り混じった歩行となると考えられている。
〇関連記事
運動神経について
アーカイブ
- 2024年11月 (1)
- 2024年10月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (2)
- 2023年11月 (1)
- 2023年10月 (1)
- 2023年9月 (1)
- 2023年8月 (2)
- 2023年7月 (1)
- 2023年6月 (1)
- 2023年5月 (2)
- 2023年4月 (4)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (2)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (4)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (3)
- 2022年4月 (2)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (1)
- 2022年1月 (4)
- 2021年12月 (4)
- 2021年11月 (4)
- 2021年10月 (4)
- 2021年9月 (4)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (4)
- 2021年5月 (3)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (5)
- 2021年2月 (3)
- 2021年1月 (5)
- 2020年12月 (7)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (4)
- 2020年7月 (4)
- 2020年6月 (5)
- 2020年5月 (12)
- 2020年4月 (13)
- 2020年3月 (10)
- 2020年2月 (15)
- 2020年1月 (15)
- 2019年12月 (8)
- 2019年11月 (4)
- 2019年10月 (7)
- 2019年7月 (1)
- 2019年2月 (1)