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感覚について
お役立ち情報2021.2.15
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「感覚」についてお伝えします。
- 感覚障害とは
感覚(触覚、圧覚、痛覚、温度覚、聴覚、振動覚、位置覚、運動覚など)が障害されてしまい、痺れや鈍さ、運動障害などが生じること。
- 感覚の種類
〇特殊感覚
・嗅覚:においを感じる
・味覚:味を感じる。
・視覚:色や形など、見る感覚
・聴覚:音を感じる。
・平衡感覚:身体の傾きや回転を感じる。
〇体性感覚→表在感覚と深部感覚に分かれる。
・表在感覚→皮膚からの情報を感じる。
①触覚:触れる感覚。物の材質などを感じる。
②圧覚:皮膚がへこんだ際に生じる感覚。物の固さなどを感じる。
③温度覚:皮膚に触れたものの温度を感じる。
→温覚:「温かい」を感じる
→冷覚;「冷たい」を感じる
・深部感覚→筋肉や関節、腱などから感じる。
①位置覚:視覚に頼らずに、体の部位がどのような形となっているかを感じる。
②運動感覚:視覚に頼らずに、関節がどの方向へ動いているかがわかる。
③振動覚:振動を感じる。
〇複合感覚→複数の刺激をまとめて感じる。
・二点識別感覚:2箇所同時に触られたとき、それが2つであると感じる感覚。
・皮膚書字覚:皮膚で書かれたものを感じる。皮膚への連続的な刺激を感じる。
・立体覚:鞄やポケットの中など、見なくても何に触れて持っているかを感じる。
・部位覚:刺激が入力された場所がわかる。(腕、親指など)
・・・・・・・など。
〇内臓感覚→臓器感覚と内臓痛に分かれる。
・臓器感覚:のどの渇きや空腹感、尿意など、内臓からの情報を感じる。
・内臓痛:炎症や拡張などによって生じる内臓の痛み。
- 感覚障害の種類
①感覚過敏:感覚が過剰に感じるようになり、不快感や痛みが生じる。
②異常感覚:しびれやジンジン・ピリピリと感じる。
③錯感覚:異なるように感じる事。※触覚がピリピリと感じる。
④神経痛:「触れると痛みとして生じる」など、他の感覚が痛みに置き換わる。
⑤感覚鈍麻:感覚が鈍くなる。触れても左右で強さに差が出る。
⑥感覚脱失:感覚が感じなくなる。触れても触れているのかわからない。
感覚の種類だけでもかなり多く、それらを脳内で「情報をまとめる→分析・照合→動作」という流れで処理をしています。
次回は「感覚刺激を受けてから、脳内でどのように処理されるか」をお伝えしたいと思います。
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