リハビリに関する情報を
続々発信中!
NEWS
筋膜について②
お知らせ2021.12.8
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回はアナトミートレインの中に一つ「スーパーフィシャル・バック・ライン(Superficial Back Line:SBL)」についてお伝えいたします。
SBLは足底~頭頂~眉まで身体の後面全体と繋がっています。
機能としては、身体が前方へ折れ曲がることを防ぎ、直立した姿勢を保つ働きをしており、膝屈曲を例外とした身体全体的な伸展を発生させています。
※アナトミートレイン 徒手運動療法のための筋筋膜経線より引用
SBLでは足底から下腿と大腿の後面、臀部を通り、背筋群とも繋がっています。
そのため、長座体前屈のように膝を伸展させた状態で前屈をすると、ハムストリングスがかなり伸張されますが、膝を屈曲にしてハムストリングスの伸張を緩ませると前屈しやすくなります。また、重量物の運搬などで背筋群を酷使して柔軟性が乏しい方は、ハムストリングスと下腿三頭筋も固く粘弾性が乏しくなってる方が多く見受けられます。
デスクワークなどで猫背あるいはストレートネックになると、背筋群~頭頂部~眉まで伸張されます。また、SBLを構成する頭蓋と脊柱を結ぶ後頭下筋は眼球運動によって緊張されます。
そのため、スマートフォンやパソコンでの作業は背筋~頭頂部~眉までを硬くなります。背筋群や頸椎周囲は腕の筋筋膜経線と結びつきがあるため肩こりの原因になったり、頭皮~眉にかけて硬くなることで眼瞼周囲の重さや頭蓋の可動性を妨げる要因となり、脳脊髄液循環不良による自律神経の乱れとなることもあります。
〇関連記事
筋膜について
アーカイブ
- 2024年11月 (1)
- 2024年10月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (2)
- 2023年11月 (1)
- 2023年10月 (1)
- 2023年9月 (1)
- 2023年8月 (2)
- 2023年7月 (1)
- 2023年6月 (1)
- 2023年5月 (2)
- 2023年4月 (4)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (2)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (4)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (3)
- 2022年4月 (2)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (1)
- 2022年1月 (4)
- 2021年12月 (4)
- 2021年11月 (4)
- 2021年10月 (4)
- 2021年9月 (4)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (4)
- 2021年5月 (3)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (5)
- 2021年2月 (3)
- 2021年1月 (5)
- 2020年12月 (7)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (4)
- 2020年7月 (4)
- 2020年6月 (5)
- 2020年5月 (12)
- 2020年4月 (13)
- 2020年3月 (10)
- 2020年2月 (15)
- 2020年1月 (15)
- 2019年12月 (8)
- 2019年11月 (4)
- 2019年10月 (7)
- 2019年7月 (1)
- 2019年2月 (1)