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高次脳機能障害②(記憶障害)

お役立ち情報2020.10.14

こんにちは。

ご覧いただきありがとうございます。

 

だいぶ秋らしさが出てきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

前回は、高次脳機能障害ついて大まかにお伝えしました。

前回の内容→https://nousapo.com/useful/619/

今回は、高次脳機能障害のなかから記憶障害についてお伝えいたします。

 

記憶障害とは


自身が体験した出来事や知識を思い出す事が出来ず、日常生活に支障が生じている事を言います。

 

記憶の分類


記憶は大まかに「時間」「内容」に分類されています。

  • 時間

長期記憶数日~永久的に保たれる。

短期記憶数十秒~数分程度保たれる。

  • 内容

長期記憶の分類

陳述記憶:言語化できる記憶。

 

意味記憶:物事の知識や情報の記憶。

例)-1年は365日で出来ている。

-チャーハンには米を使う。

エピソード記憶:時間や場所、感情などが含まれた出来事の記憶

例)-去年は家族で伊豆に旅行に行った。景色も良くて楽しかった。

-昨日チャーハンを作ったが、塩が少なくて薄味だった。

非陳述記憶:言語化できない記憶。

手続き記憶技能やノウハウなどの記憶(体で覚えている)。

例)-自転車の乗り方

  -水泳での泳ぎ方

短期記憶の分類

作業記憶:作業や動作に必要な情報を一時的に記憶すること。

例)-電話をかける際に電話番号を覚えてかける

  -電車の乗り換えを覚えて、そのホームへ行く。

 

以上のように分類されています。

 

記憶の過程


覚えてから思い出すまで3つの過程があります。

 

  • 記銘:物事や出来事を覚える事。
  • 保持:記銘したことを記憶として貯める事。
  • 想起:保持した記憶を思い出す

 

・記憶障害を呈している方への対応方法


  • 環境設定

→重要な事柄や予定などは、見やすいところにメモや付箋をする。

→よく使用する物の保管場所を決める

 何が入っているかわかりやすいようにラベルを貼る

→行動のスケジュールはカレンダーに時系列で記載する。

 もしくは、行動する時間にアラームを設定する。・・・・・など

※メモなどを記載したことも忘れてしまうこともありますので、
普段目につきやすい場所に置いて、「読む」「書く」習慣をつけると良いと思われます。

  • リハビリテーション

間違えてしまったことを覚えてしまう場合があるため、課題に対して間違いのないようにする(誤りなし学習)。

→記憶を持続する時間を長くする(間隔伸張法)。覚える時間を5秒→10秒と徐々に増やす。

→質問方式で覚える(PQRST法

・さっと内容を見る (Preview:概要)
・自身で質問をつくる (Question:質問)
・内容をじっくり読む (Read:熟読)
・作った質問に答える (State:要約)
・答え合わせをする (Test:テスト)

上記の順で行う。

st-medica より引用
  • 接し方(介護者・家族向け)など

障害を受け入れて、安心させてあげるように接する。

 →病前に覚えられていたことに対して忘れてしまうと「何で覚えていないの!」「すぐ忘れるんだから!」など、強い口調で言ってしまう事があると思われます。

 本人としては、「忘れようとして忘れたくない」「(忘れやすい事を)どうにかしたい」「もどかしい」と思われている方も多くいらっしゃいます。

 そこで強い口調で叱責してしまうと、「(忘れやすい出来事に関して)話したくない」「何を言われても怒られる」「何かして怒られるなら何もしない方が良いか」「何も聞きたくない」など、本人自身の心に塞ぎこんでしまう、いわゆる”抑うつ傾向”になってしまいます。

 また強い口調で言い過ぎてしまいますと、お互いにストレスを感じてストレスが溜まってしまう危険性もあります。


 そのようにならないように、一度忘れやすい事を「病気の一環」だと受け入れて、本人と同じ目線に立ち、優しい口調で話すことが大事だと思います。

 また忘れてしまった出来事に対して話す際には、「ここを忘れていた」「覚えていたか」「今度このようにしよう」と、忘れてしまったことを再確認して、忘れないようにする工夫(メモや目標物の設置)を一緒に話し合うことが大事になります。



忘れやすいと自覚がない方の場合でも、基本的には対応の仕方は同じです。
叱責された内容は覚えられない(忘れてしまう)けれど、叱責された時の「ネガティブな感情・感覚」「憤り・怒り」などを何となく覚えている事があります。

 そのため、上記の様な感情が蓄積することで、ストレスとなり、”抑うつ”もしくは”怒りやすい(易怒性)”などとなってしまう場合も場合もあります。

 そのようにならないように、本人と同じ目線で優しい口調で、一緒に確認をすることが大切です。また、反復して同じことを同じように確認することで、確認したことが習慣となり間違えることなく行える場合もあります。

専門家へ相談する

前回にもお伝えしましたが、記憶障害(高次脳機能障害)は日常生活に支障が生じる程度のことを言います。

記憶障害をはじめとした高次脳機能障害は目に見えない症状、また忘れたりすることは老若男女問わず生じる事なので、相談すべきかわからない、という方も多いかと思います。

日常生活に支障が生じるといいますが、現在は明確な線引きはありません。なので、「忘れるもしくは思い出せないことを何度も繰り返している」「一人で留守番してもらうことが心配」などといった事は、日常生活に支障が生じているかと思います。

最近は”物忘れ外来”などを行っている病院も出てきており、気軽に相談できる場所が増えてきています。

なので、違和感を感じた際には、かかりつけ医などに早めに相談することで、本人と家族がお互いにストレスを抱えないようにすることをお勧めします。


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