【脳卒中片麻痺-テニスボールを使用したトレーニング②】

こんにちは。

いつもご覧いただきありがとうございます。

本日は以前お伝えさせていただいた【脳卒中片麻痺-テニスボール🎾を使用したトレーニング①】に引き続き、”パート②”としてお伝え出来ればと思います。

皆さまは手の自主トレーニングをする際に、何か物とかを使って行っていますでしょうか？

単純に物を使わずに、やる運動もよろしいかと思いますが、、、

私たちの”手”は何のためにあるか。。。

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基本的には、物を掴んで作業をやるかと思います。

例えば、飲み物を飲む際は、コップを持たないといけないですし、字を書く際は、ペンを持たないといけないですし、”手”はそのような作業をするためにあります。

したがって、”手”の自主トレーニングをする際は、物を使用し行う方がいいかと思います。

以下の項目に従ってお伝えしていきます。

||テニスボールを使用する理由

以前もお伝えさせていただきましたが、

✅テニスボールのザラザラした感じの感覚が分かりやすい

✅掴み方の一つとして簡単な動作(初歩的)

であるからです。※人によって効果は異なります。

当施設にくるお客様に対しても、テニスボールを使用して、リハビリをするのですが、

✅手の感覚が鈍いけど、何となく分かる気がする

✅他の物を使うより、形が丸いから掴みやすい

等の意見を貰います。※人によって効果は異なります。

人によって症状は様々であり、効果は異なってきますので、ご了承下さい。

との理由があり、テニスボールを選択してトレーニングをしております。

||手の掴み方

皆さまも分かると思いますが、”手の掴み方”は何通りもあります。

日常生活においては、様々な種類の掴み方が組み合わせられることによって、物の操作が円滑に行うことが可能になります。

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このように、”物の形状”によって若干ですが、掴み方が異なってきます。

『Napierは、手の形という考え方を提唱した。手は曲げたり・伸びたりすればよいのではなく、課題及び環境に適応し、適切な形に変化させる必要がある。』と文献にて書いております。

したがって、日常生活では、様々な手の形をするかと思われますので、物を使用したトレーニングがいいことが分かります。

||握力把握と精密把握

掴み方の種類には大きく分けて2種類存在します。

この”握力把握”、”精密把握”と言われるのですが、何ぞやと思う方が多いかと思います。

説明していきますね。

✅握力把握：上記の写真の一番上の列の写真のことですが、全部の指と掌全体で掴むような形をとるので、物を力強く握ることが可能になります。

✅精密把握：上記の写真の真ん中の写真のことですが、細かく精度の高い操作を行う際に使うことになります。食事場面や鍵を回す場面、小銭を操作する場面に使われます。

の2つの種類があります。

また、把握する際は、対象物の形・サイズ・素材・温度・湿気等に大きく影響を受けます。

大まかに言いますと、対象物が大きく重い物が握力把握、対象物が小さく軽い物は精密把握ということになりますね。

||YouTube

YouTubeにて説明しておりますので、是非ご覧ください。

その他にも動画をのせてありますので参考にして下さいませ。

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越谷リハビリチャンネル

||関連記事

【脳卒中における🎾テニスボール🎾を使用したトレーニング①】

||まとめ

みなさんいかがだったでしょうか？

手の掴み方は多種の種類がありますが、必要に応じて、物の形状・サイズ等を変更した中で、トレーニングが出来てくれば、日常生活に近いトレーニングになってくるのではないかと思います。

その中で初期段階として、テニスボールを使用したトレーニングをやっていければいいかと思います。

是非みなさんで頑張っていきましょう。

他にも”無料送迎”をやっておりますので、ご確認下さいませ。

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では失礼致します。