リハビリに関する情報を
続々発信中!
NEWS
筋膜⑤
お役立ち情報2022.2.7
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「スパイラル・ライン(Spiral Line:SPL)」についてお伝えします。
SPLは二重の対向するラセンで身体を取り巻いています。
両側の後頭部から反対側の肩甲骨→肋骨前面→臍の高さで更に交叉して反対側の股関節→大腿外側→下腿前面→足底を通過→下肢後外側から坐骨→脊柱起立筋筋膜→後頭骨の起始部付近
という走行をしています。
※アナトミートレイン-徒手運動療法にための筋筋膜経線 医学書院より引用
運動機能としては、回旋運動を生み出し、体幹と下肢の安定させて回旋による転倒を防ぎます。
そのためSPLが破綻することで
・胸郭と頭の相対的な位置の偏位、あるいは傾き
・一側の肩が前方に偏位している
・骨盤と胸郭外側の相対的な偏位
・胸骨と恥骨の垂直ラインの偏位
といったかたちで、中枢部の捻じれたアンバランスな姿勢となることが多くみられます。
また、SPLでは足部アーチと骨盤傾斜との関連があります。
前脛骨筋と長腓骨筋がSPLにて足底で接続しており、横アーチを形成しています。
前脛骨筋は大腿直筋(SFL)、縫工筋(SFL)、腸脛靭帯と大腿筋膜張筋(SPL)と接続し、これらの筋は腸骨前面の上前腸骨棘もしくは下前腸骨棘に付着している。
さらに、長腓骨筋は大腿二頭筋長頭を通して坐骨結節に付着します。
これらのスリング状の相互関係が崩れる事で、骨盤と足部アーチに影響が生じます。
〇関連記事
筋膜④
アーカイブ
- 2024年11月 (1)
- 2024年10月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (2)
- 2023年11月 (1)
- 2023年10月 (1)
- 2023年9月 (1)
- 2023年8月 (2)
- 2023年7月 (1)
- 2023年6月 (1)
- 2023年5月 (2)
- 2023年4月 (4)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (2)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (4)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (3)
- 2022年4月 (2)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (1)
- 2022年1月 (4)
- 2021年12月 (4)
- 2021年11月 (4)
- 2021年10月 (4)
- 2021年9月 (4)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (4)
- 2021年5月 (3)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (5)
- 2021年2月 (3)
- 2021年1月 (5)
- 2020年12月 (7)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (4)
- 2020年7月 (4)
- 2020年6月 (5)
- 2020年5月 (12)
- 2020年4月 (13)
- 2020年3月 (10)
- 2020年2月 (15)
- 2020年1月 (15)
- 2019年12月 (8)
- 2019年11月 (4)
- 2019年10月 (7)
- 2019年7月 (1)
- 2019年2月 (1)