膝曲げ伸ばしトレーニング-自主トレ

こんにちは。

いつもご覧になっていただきありがとうございます。

そして、新年明けましておめでとうございます。

本年も埼玉脳梗塞リハビリ川口をよろしくお願いいたします。

本題に入りますが、

本日はYouTubeでお伝えしている脳卒中の方に対する[膝曲げ伸ばしトレーニング-自主トレ]についてお伝えしていきます。

今回のタイトルをみて、

「膝がなかなか動かなく困っていた」

「膝が突っ張ってしまって、膝が曲がらず、歩く際にぶん回しをして歩いてしまう」

こんなふうに思った方がいるかと思います。

確かに、運動麻痺を伴うと、以前もお伝えしておりますが、麻痺側膝の動きはとても鈍くなるかと思います。歩きに関しては、”ぶん回し歩行”という歩きになってしまう方が多いかと思います。

このYouTubeを最後までご覧になれば、座った状態で麻痺側膝の曲げ伸ばしトレーニングができ、歩く際の”ぶん回し歩行”が減ってくるかと思いますので、是非最後までご覧になってみて下さい。

今回は膝の曲げ伸ばしができないと、歩く際に”ぶん回し歩行”になってしまうということに着目しながら解説していきます。

まず、ぶん回し歩行は何かといいますと、歩いていて麻痺側足を振り出すときに、体を良い方に傾けたり、骨盤を上に挙げて代償して振り出したり、”膝が曲がらない”歩きです。

股関節が曲がらない方もこのぶん回し歩行になってしまいますが、膝が曲がらないのも１つの原因としてはあります。

健常の方は、歩いていて足を振り出すときに、膝は大腿６０°くらい曲がっております。このくらい曲がればつま先を引っ掛からずに歩けます。

脳卒中になり、運動麻痺を伴うと、この膝を曲げることが困難になり、ぶん回し歩行になってしまうんですね。ぶん回し歩行をしないと、麻痺側のつま先が引っかかってしまい、転倒する危険性があるからです。

なので、膝単体で曲げ伸ばしができることは、このぶん回し歩行の軽減に繋がり、異常歩行に改善になってくるんですね。

健常の歩きに近づくため、効率的には歩けるようになってくるではないかと思います。

そこで今回は座った状態で、膝の曲げ伸ばしの自主トレをやっていければと思います。

今回のやり方として、

座った状態で麻痺側足裏にタオルを敷いて、床をタオルで拭くように膝の曲げ伸ばしをやっていきます。膝を伸ばすときは膝前の筋肉に力が入るように意識して、膝を曲げる際は膝裏の筋肉に力が入るように意識してやってみて下さい。

注意点として、

①タオルの上に足裏をしっかりつけてやること

②膝と足首の位置が一直線上になるように動かすこと

です。

是非やってみて下さい。一緒に頑張っていきましょう。

✅【脳梗塞後遺症】膝曲げ伸ばしトレーニング-自主トレ

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