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筋膜⑥
お役立ち情報2022.3.15
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「ディープ・フロントアーム・ライン(Deep Flont Arm Line:DFAL)」についてお伝えします。
DFALは小胸筋と鎖骨胸筋筋膜から起始し、烏口突起にて腕橈骨筋と上腕二頭筋小頭と接続します。上腕二頭筋から橈骨骨膜を進み、橈骨側副靱帯を横切って母指球筋に繋がります。
役割としては、母指から胸部前面までを安定させます。そのため、プランクやラグビーのスクラムの姿勢でも上半身の運動操作が行えます。また、母指を通して手の角度と握力の制御を行っています。
※アナトミートレイン-徒手運動療法にための筋筋膜経線 医学書院より引用
小胸筋と鎖骨胸筋筋膜が短縮してしまうと、いわゆる猫背のような頭頚部の異常姿勢や呼吸パターンの変化を引き起こします。また、小胸筋が付着する烏口腕筋は肩甲骨の一部のため、上肢の特に挙上動作にて制限が生じやすくなります。
DFALは最終的に母指球へ付着しているため、デスクワークなどで過剰に手指を使いすぎるとDFALとSFAL(次回記載予定)が求心方向へ短縮されやすくなり、烏口突起の前方突出と肩関節内旋偏位により肩甲骨が外転方向へ偏位されます。更にDFALとSFALは胸骨周辺でSFLと接続されているため、体幹も屈曲傾向になります。すると、猫背の様な姿勢になり、脊柱のアライメントも崩れ、腰痛や肩痛の原因にもなる可能性があります。
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