当施設ご利用者様-スニーカー履けるようになった

こんにちは。

いつもご覧いただきありがとうございます。

12月末になると、流石に寒くなってきましたね。最近の気候は、朝・夕は寒く、日中は暖かいので、寒暖差が酷く、体調を崩しやすいと思いますので、体調管理には気を付けていきましょう。

また、コロナも最近徐々に増えてきていますので、一層予防には気を付ける必要がありますね。東京は毎日500人程度出ていますからね。

その中で、現在人は”睡眠不足”ですので、しっかりと睡眠をとって、体を休めるようにしましょう。

2020年もあと2週間あまりですが、全力で駆け抜けていきたいと思います。

本題に戻りまして、

本日は、『スニーカーが履けるようになった方』のご紹介をしたいと思います。

||動画

YouTubeにて配信させていただいております。

その他にも動画をのせてありますので参考にして下さいませ。

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越谷リハビリチャンネル

||基本情報

・年齢：50歳代

・病名：脳出血(2013年2月)

・日常生活自立レベル

||ご利用者様の目標

スニーカーを履いて旅行に行きたい

||ご利用者様の声

発症から7年も経っており、この装具は外れないと思っていました。しかし、リハビリを続けていくうちに、良くなっていくのが身に染みて分かるようになってきました。まずは、家の中でスニーカーを履いて歩く練習をして、その次に外で歩く練習をしました。この状態になってから、お外をスニーカーで歩けるなんて思いもしませんでした。

||スタッフからの報告

初回時は、麻痺側のふくらはぎの筋肉の硬さが著明であり、引っかからないように分廻し歩行でした。また、麻痺側の股関節周囲の筋力も低下しており、歩行時における麻痺側下肢支持での不安定性がありました。そこで、ふくらはぎのストレッチ、また自主トレ指導、股関節周囲の筋力トレーニングにおいて、麻痺側爪先の引っ掛かりが軽減され、スニーカーでの歩行が可能となりました。

||リハビリ内容

初回時は、元々腰痛持ちであり、腰痛が悪化している状態でした。そこで鍼灸アプローチにて腰痛の緩和を図り、体幹・股関節の筋力トレーニングを図りました。立ち上がりの際に、健側への荷重が優位であり、均等に荷重が出来るように、麻痺側への荷重を促しました。次に立った状態で、壁へ手を置き、片脚立ち練習にて、バランス機能向上を図りました。その中で、ふくらはぎの筋肉の硬さが著明であったため、ふくらはぎの関節可動域練習、自主トレにおいてアキレス腱ストレッチを指導しました。

自主トレの”アキレス腱ストレッチ”をYouTubeにて解説しておりますので、是非ご覧ください。

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他に、肘関節周囲の筋肉の硬さがありましたが、体幹・股関節周囲の筋力向上を図ることによって、肘関節の曲がりが少なくなりました。これは、”脳卒中の方において、肘関節が曲がってきてしまう原因が、体幹・股関節周囲の筋力が低下している影響”もあるということです。

||まとめ

本日は、”スニーカー歩行が可能となった方”に対して、お伝えさせていただきました。発症から7年と経っており、装具を外れないと思う方が多いと思いますが、実際にしっかりと評価し、機能訓練を図ることによって、発症から年月が経っておりましても、改善の見込みはあると思っております。

そこで大事になってくるのが、

✅自主トレの習慣化

です。

元々、自主トレをやっていなかった人が、リハビリ+自主トレを組み合わせることによって、更なる機能向上が図れます。自主トレをやらない方よりは確実に機能改善が目に見えて違います。

是非みなさんで自主トレに励んでいきましょう。

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では失礼致します。