改善事例

発症前はどんな生活を送っていましたか？

とにかく歩くのが大好きで、毎日よく歩いていました。朝のラジオ体操の後、散歩に出かけて、帰って家の片づけをしてからまた散歩に行ったり。友人と綾瀬川の土手を歩いて、草加辺りまで行く事もありました。また、週に3回、1時間くらいの健康体操もしていました。

発症した当時のことを教えてください。

買い物の帰りに左足が動かなくなったのですが、何とか自転車で家に帰りました。それから少し様子をみたのですが、体調が悪くなったので近隣の病院で受診。すると大病院を紹介され、そこで撮影後脳梗塞と診断。そのまま入院となりました。左手足がほとんど動かなくなり、車椅子生活となりました。診断された時は「何で私が…」と思い、入院中もかなり落ち込んでいました。入院した病院には脳梗塞の方がほとんどいなかったこともあり、自分がどうなるのかと思うと怖くて怖くて仕方ありませんでした。たまに脳梗塞の方がいて、皆さん歩けていたのですが、その方々は軽症だったので、自分も同じように歩けるとは思えず、毎日不安ばかりでした。

発症してご苦労されたのはどんなことでしょうか？

トイレへ1人で出来なかったことです。誰かの手伝いがないと出来ない状況でした。左手足が全く動かず、右手足に頼りながらしか動けなかったので、とても辛かったのを覚えています。勿論、お風呂も手伝いがないと出来ませんでした。とにかく身の回りのことが出来なくなったことが大変でした。

当施設に通い始めてどんな変化を感じていますか？

段々と体が動くようになっており、良くなっていると感じていします。自分で立てるようになりましたし、下着やズボンも自分で履けるなど、少しずつ身の回りのことが出来るようになってきました。車の乗り移りがスムーズになり、こちらに通うのも楽になってきました。それに連れて、心にも余裕が出てきました。 私がそれまで通っていた施設と比べると、こちらはマンツーマンでやってくれますし、コロナ渦でもたっぷり時間をとってくれるので、リハリビリに集中できるのが良いですね。でもまだ腕が動かないので、もっとリハビリを頑張りたいです。

元気になったらどんなことをしたいですか？

また友人と、毎日の散歩をしたいし、体操もやりたいです。それと、今は自分のことで頭がいっぱいですが、同じような症状で悩んでいる方、マンツーマンでリハビリをしたい方に是非紹介したいと思います。

ご協力ありがとうございました。