改善事例

発症前はどんな生活を送っていましたか？

散歩が趣味で、よく草加公園を歩いていました。会社帰りに友人と話をしたり、時にはお酒を飲みに行ったりが楽しかったですね。また、温泉も大好きで、山形県に母がいるのですが、2か月に一回は山形に行き、母を温泉に連れて行っていました。あと自転車に乗ること、山に登ることも好きで、今思えばとてもアクティブに過ごしていたと思います。

発症した当時のことを教えてください。

脳梗塞により歩行が困難になったことで、自転車や山登りはもちろん、散歩さえできなくなりました。友人とお酒を飲むこともできないし、会社も辞めなければいけないと思い、楽しみだけではなく、生活そのものが崩れ落ちていくような感覚でした。
また、発症時はちょうど新型コロナウィルスの感染が拡大している時だったので、入院中、家族との面会もできない。とにかく不安な毎日を送っていました。

発症してご苦労されたのはどんなことでしょうか？

　麻痺している側の肩が痛くて動かせないので、着替えることさえ大変でした。また、歩くのが遅く、トイレに行きたいと思ってもすぐに行けないのが大変でしたね。着替えもトイレも毎日数回ありますから、毎日が大変でした。ただ、他にやることもないし、何もしないと身体機能が落ちると思って、前と同じようには行きませんがなるべく毎日歩くようにしています。

何故当施設を選んで頂けたのでしょうか？

通っている病院のソーシャルワーカーさんにチラシを見せてもらったのがきっかけです。それまで通っていた施設は電気治療中心だったのですが、こちらは実際に手で触れて施術をしてくれるのが気に入りました。また、スタッフの皆さんが優しかったのも大きいと思います。

当施設に通い始めてどんな変化を感じていますか？

麻痺していた手で握手ができるようになるなど、今までにない効果、身体機能の変化を感じています。お陰で、手や足を治して復帰したい！という意欲が湧いてきました。以前は希望が持てず、ただただ歩いているだけの毎日でしたが、今は希望を持てるようになって、精神的に前向きになれています。確かに金額的には高いかも知れませんが、それだけの効果は期待できるので、同じように脳梗塞の後遺症で悩んでいる人がいたらぜひ教えてあげたいです。

元気になったらどんなことをしたいですか？

まずは温泉に入ってゆっくりしたいですね。今行きたいのは、山形県の奥湯野浜温泉です。しばらく母を連れて行けていないので、母も喜ぶと思います。 それから自転車にも乗りたいし、日本百名山にもなっている岩手の八幡平にハイキングにも行きたいです。しばらく会ってない友人ともお酒を飲みたいし、やりたいことはたくさんあります。そんな希望を持てるようになったのもこちらの皆さんのお陰なので、本当に感謝しています。

ご協力ありがとうございました。